Nスペ「あなたは人を裁けますか」第一夜を観た

…あ、深い感想は無いです。うちのブログにそういうのを期待してはいけないw
十二人の怒れる男」、「12人の優しい日本人」と観てきてこの作品を外すわけにはいかなかった*1。ただそれだけですw
裁判員制度とはどういうものかを知るにはまあ程よい内容だったかと思います。
まとめると…

  1. 一つの事件につき選挙人名簿から無作為に選ばれた数十人の中から裁判官・検事・弁護士立ち会いの下、6人が選出される。
  2. 介護や育児などの特別な事情を持つと認められた者以外辞退は認められない。仕事が忙しいなどの理由は認められない。
  3. 対象となるのは殺人等の重大犯罪である。

…あ、冒頭で解説してる内容そのままですね(^^;


ちなみに、番組では触れてませんが陪審員裁判員の違いは陪審員は一定期間(数年)の任期があるのに対し、裁判員の任期は一つの裁判が結審するまでの間であるってことらしいです。…それ以上の詳しいことは知りませんけど。
万が一、学校のテストに出てそのまんま解答用紙に書いて点を取り損ねても私は一切責任取りませんww


後日追記:
陪審員裁判員の違いについて、裁判所のサイトにそのものズバリな記述がありました。

○:アメリカ映画で,「12人の怒れる男達」という映画がありましたが,これは陪審員のことを扱っていました。陪審員裁判員の違いはどこにあるのですか。
○:陪審員というのは,陪審員だけで事実認定を行い,有罪・無罪の判断を行います。陪審員制度での裁判官の役割は,単に訴訟の手続について教示するということになります。例えば,これは証拠になるとかこれは証拠にならないとかの説明を行います。直接事実認定には加わりません。また,事実認定について判決で理由が示されません。これに対し,裁判員は裁判官と一緒になって,協働作業で有罪・無罪の判断や刑の量定の判断を行います。また,事実認定について判決で理由が示されます。

てなわけで、こちらを参考にしてください。



ドラマの方に話を戻します…
どうも「12人の優しい日本人」と比較して観ちゃいますね。
優しい日本人の歯医者のおじ様(本作では元電車の運転手)はいるし、回りの意見に流されるオッサンから仕事のことが頭から離れない超多忙な人まで。
全体を通して演技がちょっと不自然だったのが気になったな。

*1:評決のとき」と「陪審員」は観てません。あ、「逆転裁判」三部作は全部クリアしましたw